私が見た、世界一の景色

2012年7月14日

私はアルティメット女子日本代表の仲間と共に、監督権選手として、世界大会の決勝戦のグランドにいました。

 

アルティメット🥏に出会って18年目。

大きな、大きな夢であった「世界一」をかけた決勝戦の舞台✨

 

日本代表は勝って、結果を残すことが全て。

そう育てられてきて、もちろん私自身もそう思ってきました。

 

だからこそ

世界一になるために、勝つことに拘って、王者のアメリカから勝ちを引き寄せる大事な1点をとるにはどうすればいいか?

常に考え、技術・フィジカル・戦術・コミュニケーション・メンタルなどを、1つ1つ丁寧に積み重ねてきました。

 

だけど

7月14日に私が見た景色は、1年半本気で世界一を目指してきた仲間達が、アルティメットを心底楽しんでプレーしていて、コートの中にいるか外にいるかは関係なく、このメンバーでの最後の1試合を、1つになって戦っている姿でした。

 

あー、とっても豊かだな、幸せだな〜✨

みんな、最高にかっこいいな〜試合中何度も感じました✨✨

 

世界大会前、毎晩のように、試合に出ている選手はもちろん、コートサイドの選手も一体となり、圧倒的にアメリカよりも楽しくプレーしている私達や、そんな姿が観客にも伝わって、会場が自分たちの場になる。そんな光景を思い浮かべてはニヤニヤしていたのですが😄

 

その景色が、目の前にあったんです✨✨✨

私の夢は叶っている!

とーーーっても、感動しました💖

 

結果、私達日本代表は17-13で宿敵アメリカを破り世界一になりました🥇🥇🥇

 

試合後、沢山の方から頂いた言葉の中に「世界一をかけた戦いなのに、こんなに楽しそうにプレーできるんだ!」というのがあって、私も「本当に、そう!!!😆」って思いました。

「序盤3ダウンでスタートした時はハラハラしたよ〜」という言葉には、むしろ「そういえば、そうだった!!」って思い出しました🤣

世界一になることは決まっている、世界大会が始まってからはずっとそんな感覚で、いつも以上に色々なアイデアが浮かんできたり、客観的に試合を見れていたようにも感じます。

 

10年後経った今、ブログを書くことになったのも、何か意味があるんだろうな〜と思っています。

自分の言葉で、これから少しづづ書いていこうと思います✨

 

改めて。

2012年の女子日本代表チームのみんなに、ありがとうの気持ちでいっぱいです✨

若手メンバー、チームに元気と勢いをありがとう💖

中堅メンバー、日本を世界一に導くプレーをありがとう💖

ベテランメンバー、チームの土台を一緒に作ってくれて、そして支えてくれてありがとう💖